《釣り》アメリカナマズ釣り教室 初心者も手ぶらで満喫 アワセは待つのがこつ 茨城・土浦の新川

茨城新聞
2024年4月14日

茨城県土浦市の新川で、初心者でも手ぶらで釣りが楽しめる「アメリカナマズ釣り教室」を開いたのでその模様をお送りしよう。自転車イベント「土浦レイクサイドバイクロア4」(プレイアトレ土浦主催、一般社団法人バイクロア)への釣りアクティビティーとしての参加で、31人がアメリカナマズ13匹を釣り上げた。

細長い体とひげが特徴のアメリカナマズ。その名の通り北米大陸、中米に生息するナマズの一種で、愛嬌(あいきょう)ある顔だが胸びれと背びれには太く鋭いとげがある。口ひげが8本あり、うろこがなく、体表は滑らか。魚類、爬虫(はちゅう)類、昆虫、巻き貝、藻類などを食べる雑食性だ。1970年代に食用として持ち込まれ、霞ケ浦では養殖池から逃げて定着したと考えられている。

用意したタックルは、2~3・9メートル前後の投げ釣り用のさお、5号の100メートル超のナイロン糸を巻いたリール。仕掛けは、吸い込み仕掛け14号のカメオモリ12号を使用した。餌は吸い込みの餌としてウエットタイプの配合餌「ドーンと鯉」。食わせ餌は人工餌「お魚ガブッちょ」やサンマの切り身などを使用した。

お父さんと一緒にアメリカナマズ3匹を釣り上げた大畑心翔君=土浦市湖北

アメリカナマズ釣りは天候も大事。晴れると水温が上がり魚の活性が高まり釣れやすい。当日は晴れ。午前8時に釣行開始した。

初めに講師の潮来つり具センター店長「おさむん」さんがさおの扱い方、餌の付け方、釣り方のこつを説明。餌がちゃんと付いているかなど、参加者の間をスタッフとともに見て回った。

渡辺律君も待望のアメリカナマズが釣れて満面の笑み=土浦市湖北

実際には仕掛けに餌を付け、さおの反発を利用して岸から約3~8メートルの範囲に投げ込む。重りが着底したらリールを巻いて余分な糸のたるみを取り、さお立てにさおを置いてアタリをじっと待つ。アタリが来てもすぐにアワセず、さおが引き込まれるくらいまで待ってアワセると魚の口に針がしっかりとかかる。

開始後30分、次々にさおが引き込まれる待望のアタリ。筑西市から来た大畑宣明さん(50)と心翔(あいと)君(7)親子は約55センチのアメリカナマズを釣り上げた後、50センチ級2匹ゲット。「息子が釣り上げられたのがうれしい」と宣明さんは大喜び。

阿見町の渡辺千尋さん(33)、律君(5)親子も50センチ級を釣り上げ「釣れたー」飛び跳ねていた。渡辺さんは「アメリカナマズを狙って3回挑戦したが釣れなかった。今日は息子の夢がかなった」と笑顔。

午後の部でも、全くの釣り初体験者がアメリカナマズを釣り上げていた。蛇足だが引き上げる際、胸びれと背びれの鋭いとげには十分に注意が必要。くれぐれも素手でナマズを持たないように。霞ケ浦付近のアメリカナマズは水温が高まる5月ぐらいから数が出て、10月まで楽しめそうだ。教室は来年も開く予定なので、奮っての参加をお待ちしています。(金丸釣具店店長・石田直也)