桜便り、県内に 栃木県内桜特集

下野新聞
2017年4月5日

PICKH20170405_01001000100100005_sm
袋川(足利)
 菜の花が咲く土手にピンク色のアーケードが架かった=写真。市営新山団地から千歳橋までの袋川沿いは、土手いっぱいに枝を広げた桜が五分咲きに。散歩の人は陽光に輝く花に目を細め、傍らの犬も跳ねるような足取りで春の訪れを歓迎した。

PICKH20170405_01003000100200004_sm
豊穂川(小山)
 小山市の豊穂川でライトアップされた幻想的な夜桜=写真。土手には菜の花が咲き始め、川沿いには2キロメートル以上桜並木が続く。川面に映る夜空と春の嵐で降った雨にぬれた夜桜は、春の情緒を漂わす。

PICKH20170405_01006000103500001_sm
太山寺(栃木)
 太山寺境内にあるシダレザクラが見頃を迎えた=写真。徳川家光の側室お楽の方がこの寺で静養中に植えたとされる。樹齢約360年の巨木は周囲のソメイヨシノより1週間早く開花。見頃は今週末ごろまで。

PICKH20170405_01009000104500007_sm
鑁阿寺(足利)
 室町時代建立の経堂(国指定重要文化財)の上に、薄紅色の傘が広がり始めた=写真。青空の下、カラフルな春服姿の見物客が行き交えば、辺りはいっそう華やぐ。お堀桜やしだれ桜もほころびはじめ、間もなく境内は花の楽園と化す。

PICKH20170405_01019000100300006_sm
新川桜並木(宇都宮)
 新川の並木に春が来た。住宅街の中でアットホームな雰囲気が漂う。陽光を浴びたソメイヨシノは、木の下に広がった陰の中でも花を咲かせていた=写真。

PICKH20170405_01020000100300003_sm
行屋川水辺公園(真岡)
 市中心部を流れる行屋川周辺で桜が咲き始めた=写真。両岸に樹齢約80年のソメイヨシノなど約200本が並ぶ。一部で六分咲きほどの木もあるが、全体では一、二分咲き程度。行屋川桜まつりが15日まで開催される。

PICKH20170405_01020000100300004_sm
とちのきファミリーランド(宇都宮)
 春休み真っ最中の遊園地。アトラクションを楽しむ歓声が響く。園内に点在する桜の木は、まだ咲き始め。そっと親子連れを見守っていた=写真。

PICKH20170405_01022000100300004_sm
城山公園(小山)
 小山市の城山公園ではサクラの開花を楽しむ花見客の姿が見られた=写真。
 暖かい日差しに桜の花もほころび、親子らの顔には笑顔があふれた。
 公園では春の訪れを告げる子どもたちの歓声が響き渡る。