バスで御船祭PR 北茨城市、デザイン一新

茨城新聞
2017年3月28日

北茨城市は、いわき-東京間を走るJRバス関東の高速バスに、国の重要無形民俗文化財の指定を受けた「常陸大津の御船祭」の写真をラッピングしたバスの運行を開始した。

市は、震災復興の一環として、2014年から市のPRキャラクター「あんちゃん・こうちゃん」をデザインしたラッピングバスを運行しているが、今年3月の御船祭の重文指定を受けてデザインを一新。御船祭を都内やいわきなどに広くPRする。

豊田稔市長は「常陸大津の御船祭がラッピングされたバスに乗って都内から大勢の方にお越しいただきたい」と期待しており、JRバス関東事業部の福士康朗課長は「4月からは新宿駅新南口のターミナル『バスタ新宿』からも高速バスを運行する。夜遅くても都内に帰れるので高速バスを利用してほしい」と話している。

常陸大津の御船祭は5月2、3の両日、佐波波地祇神社境内や周辺、大津漁港周辺で執り行われる。 

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