<栃木・県央グルメ>松風堂(鹿沼)飲むわらび餅 優しい甘みを添える黒蜜との相性抜群

下野新聞
2024年2月17日

わらび餅の新たな楽しみ方を教えてくれる松風堂の「飲むわらび餅」(600円)。

味はカフェラテ、ミルク、ほうじ茶ラテの3種類。本わらび粉を使った上品な甘さのわらび餅が飲み物の中に隠れ、わらび餅と相性がいい黒蜜が優しい甘みを添える。

一緒に飲むのもよし、わらび餅を少し残して最後にそのまま味わうのもよし。ホットはとろけるようななめらかさを感じ、アイスは見た目のマーブル模様や風味が引き立つ。

イベント販売用として約1年前に商品化。宇都宮市下川俣町のカフェ「サカサライトサンドウィッチーズ」の協力でコーヒー豆を選び、それに合うように北海道産の濃いめの牛乳を加える。現在は土、日、祝日限定で店舗でも提供する。

店は昭和初期に創業。名物のカステラのほか、イチゴあんのどら焼き「鹿沼イチゴイチエ」(200円)やつぶあんの最中「鹿沼城」(150円)なども人気がある。

4代目の谷崎徹也さん(39)は「和菓子には四季折々の表現ができる面白さがある。飲むわらび餅をきっかけに、改めて目を向けてもらえたらうれしい」と和菓子の魅力をアピールする。

▼メモ 栃木県鹿沼市麻苧町1584の2。午前9時~午後5時半。不定休。(問)0289・62・1975。

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