今夏もラッキーフェス 茨城・ひたち海浜公園 7月13~15日 訪日客意識、来場12万人へ

茨城新聞
2024年2月4日

野外音楽イベント「ラッキーフェス」が7月13~15日の3日間、茨城県ひたちなか市馬渡の国営ひたち海浜公園で開かれる。主催するLuckyFM茨城放送(同県水戸市)が2日、発表した。3年目となる今回はインバウンド(訪日客)を意識し、海外アーティストの出演を増やす。「アジア最大のテーマパーク型フェス」を掲げ、3日間で来場者12万人を目指す。

会場は、範囲を従来の約3倍に広げる。テーマパーク型のイベントとするため、アート作品の設置や飲食の一層の拡充を進める。会場を公園内の遊園地(プレジャーガーデン)と隣接させることで、家族で楽しめるよう工夫する。

音楽ステージ数はこれまでの三つから四つに増やす。出演アーティストは3月6日以降に順次発表予定で、約100組の出演を見込む。このうち約1割は、韓国や台湾をはじめとする海外アーティストを迎える。幅広い世代を呼び込めるよう多様なジャンルの音楽を提供する。案内表示を日本語と英語で併記し、海外からの客の利便性向上を図る。

総合プロデューサーの堀義人同社オーナーと阿部重典社長が県庁で記者会見し、概要を説明した。野外音楽イベント「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」が今年9月、5年ぶりに同公園で実施されることを受け、堀オーナーは「客層をすみ分けて共存していきたい」とし、「海外を含め多くの人に来てもらいたい」と話した。

ネット上の同社「いばチケ」で2月3日午前10時から、3日間通し券の千枚限定早期割引チケットを販売する。

 

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