筆　躍る「龍」　上毛書道三十人展　10日まで群馬・高崎市で

第43回上毛書道三十人展（上毛新聞社主催）の関連行事の席上揮毫（きごう）が、群馬県高崎市の高崎シティギャラリーで4年ぶりに行われた。躍動感ある巧みな筆遣いが来場者を魅了した。

漢字部門に出品した大井田雙州（そうしゅう）さん（63）＝甘楽町＝は、干支（えと）にちなんだ「龍」や漢詩の七言二句を力強く表現した＝写真。大字・詩文書部門の池田恵泉さん（73）＝みなかみ町＝は、夢を食べる動物のバクに世界各地の戦争も食べてほしいと平和を願った「獏」や母校の沼田高校歌を流れるようにしたためた。

同展は10日まで。問い合わせは同ギャラリー（☎027-328-5050）へ。