鹿島神宮で初詣、多くの人出 茨城・鹿嶋

2024年1月2日

新型コロナウイルス感染症の5類移行後初めてとなる2024年の元日、茨城県内各地の神社仏閣は未明から数多くの初詣客でにぎわった。家内安全や無病息災、学業成就などを願って手を合わせる姿が見られた。

同県鹿嶋市宮中の鹿島神宮(鹿島則良宮司)の境内では、本殿に向かって参拝客が長い列をつくり、お守りやおみくじなどの売り場にも人だかりができた。絵馬には「高校合格」「アントラーズ優勝」などの願いが書き込まれた。

家族5人で訪れた同県土浦市北荒川沖町の石塚礼子さん(67)は「家族の健康を祈願した。晴れ渡り、気持ちがいい元日を迎えられた。穏やかな一年になればいい」と話した。