「みのわ水鳥公園」 1月6日から一部開園 茨城・鉾田の新公園

茨城新聞
2024年1月4日

茨城県鉾田市は、同市箕輪に整備した新公園の名称を「鉾田市みのわ水鳥公園」と決め、6日から土日祝日に限り、整備が完了した一部を開園する。

供用を開始するのは、大型遊具や芝生の滑り台がある花ゾーンと多目的広場、トイレ、駐車場の一部。敷地内では環境省が建設を進める「水鳥・湿地センター(観察施設)」の工事が続いているため、利用者の安全面を考慮し、開園時間は、工事がない土日祝日の午前8時半から午後4時半までとする。開園時間以外は進入路を封鎖し、トイレは施錠される。

同公園は、旧県道大洗友部線沿いの涸沼南東部沿岸に位置し、敷地面積は4万2324平方メートル。ラムサール条約湿地に登録されている涸沼の保全や、利活用を推進する同センターの設置に併せ、市が整備を進めてきた。

今回供用を開始する部分以外には、野鳥などの餌場や水性植物の群落となる湿地や、ビオトープなどがある。全園開園は、3月中旬を見込んでいる。同センターのオープンは未定。

同公園を管理する市生活環境課では「公園内の一部は工事中で、安全対策を施しての開園となる。利用の際は注意してほしい」と話している。