《釣り》水面下、魚の動きに興奮 茨城・高萩の管理釣り場 ニジマス釣果30匹以上

茨城新聞
2023年12月26日

本格的な冬の訪れを感じる寒さになってくると、堤防からの釣りで狙える魚種も数も減ってきます。そんな中、これからハイシーズンとなる冬の釣りが、管理釣り場のニジマス釣り。というわけで12月初旬、当水戸店スタッフ4人「ルアーでニジマス釣りだー!」と茨城県高萩市の管理釣り場へ行ってまいりました。

出かけたのはキャンプ場も隣接する「高萩ふれあいの里フィッシングエリア」。冬は午前8時から日没まで年中無休で営業中だし、レンタルタックルはあるし、食堂では釣った魚を刺し身や焼き魚にしてくれるし、手ぶらでも気軽に楽しめる釣り場です。

これだけいれば釣れるはず=高萩市上君田

 

水の透明度が高く、たくさんの魚影が目視でき、平日でも魚の放流があって活性が高い。ニジマスの他、ヤマメ、イワナなども放流しており、魚の大きさや種類別に大小四つのポンドがあります。いろいろなアプローチで楽しめるので、初心者から上級者まで飽きさせません。

今回は6フィート(180センチ)の専用ロッドを用意。リールは2000番の汎用(はんよう)スピニングリールで、道糸は3ポンド(0・6号)のナイロンラインを使いました。

エントリーしたのが放流直後だったので、ルアーはスプーンの1・8グラムをメインに、魚へ強くアピールするオレンジゴールドやピンクゴールドなどを選んでみました。

まずは底を取ってからゆっくり巻いて、反応がなくなったら巻くスピードを少し速めたり、底に着く前に中層を引いたり、魚の反応を見ながら釣り方を変え、その時々の最適解を見つけましょう。

さてキャストして3秒に1回転ぐらいのスピードでリールを巻いてくると、なんと連続してヒット。ポンドの透明度が高いので、ルアーを追いかける水面下の魚の動きに思わず興奮してしまいました。

振り返れば私が管理釣り場のニジマス釣りを始めたのは昨年から。自然のフィールドよりたくさんの魚とやりとりができるため、上達が早まったかも。初心者はスプーンをゆっくり巻いて魚信を取るところから始めると、面白さにハマります、きっと。

この日は午前10時半ごろから釣り始め、お昼休憩を挟んで日没前の午後4時半までの5時間ほどで、最大45センチのニジマスを筆頭に合わせて30匹以上の魚を釣ることができました。

安全で気軽に楽しめ、奥も深い管理釣り場のニジマス釣り。この冬、家族、友人を誘ってチャレンジしてはいかがでしょうか。入漁券は1日券、半日券などの他に、女性と小学生以下の割引やペア券など料金設定がきめ細かく、自分に合ったプランを選べるのもグッドです。(キャスティング水戸店・飯島千恵子)

地図を開く 近くのニュース