旅行本「地球の歩き方」から茨城、栃木、群馬の3タイトル同時発売が決定! 北関東の“逆襲”を後押し

2023年12月13日

世界各地を紹介する旅行ガイドブック「地球の歩き方」の国内版シリーズで、新たに茨城、栃木、群馬の3タイトルが同時発売されることが決まった。言わずと知れた旅行本の老舗が、魅力度が低いともいわれがちな北関東3県の“逆襲”を後押しする。

グループ会社で「地球の歩き方」を発行する学研ホールディングス(東京都)が13日発表した。2024年8~9月の発売を予定している。

「地球の歩き方」の国内版シリーズは、すでに東京23区、埼玉、千葉、北海道、沖縄などのタイトルが発売されており、累計発行部数は約60万部。おなじみの海外版同様、その土地の見どころからグルメ、穴場スポット、歴史、文化まで、あらゆるテーマを深堀りして紹介している。

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北関東3県に着目した理由について、学研ホールディングスはプレスリリースで「最近では、メディアでの露出も多く、今や北関東ブームがやってきているといっても過言ではありません」と断言。その上で、「茨城には徳川御三家のお膝元『水戸』、栃木には泣く子も黙る『日光東照宮』、群馬には温泉番付・東の横綱『草津』がある。それだけじゃない、これぞ北関東の下剋上ガイドブックとなるべく、鋭意制作を進めています」と意気込みを明かしている。

12月下旬から2024年2月にかけて、表紙イラスト案やおすすめスポットなどの県民参加型アンケートを公式サイト、SNSで実施する予定。茨城、栃木、群馬の3県民の声を内容に反映させる。

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