《釣り》ハゼ狙い、初心者も満喫 茨城・大洗の涸沼川 「親子釣り教室」 手ぶらで参加、好評

茨城新聞
2023年11月25日

ハゼ釣りは釣り入門に最適だ。11月初め、茨城県大洗町の涸沼川を会場に初心者親子向けに開いた、手ぶらで釣りを楽しめる「釣り教室」の模様をお伝えしよう。参加した皆さんからは「親子ともども、そろって釣れて楽しめた」などの声が聞かれ、好評だった。

涸沼川のハゼは、左右の腹ビレが合わさり、丸い吸盤になっているのが特徴。春に生まれた稚魚は夏に5~8センチほどに成長し、秋から冬にかけて15センチ前後になる1年魚。越年して2年生き、20センチ前後(ダボハゼ)になるものもいる。

涸沼での生息域は、淡水と海水が混ざり合う汽水域の砂泥地。底をはうように移動しながら、エビや昆虫類を捕食する。夏に釣れるのは10センチ前後の子ハゼ(デキハゼ)だ。時季的にはそろそろ終盤になってきたが、まだ13~18センチクラスが涸沼川などで釣れる。

32センチのカイズを手に笑顔の大内智浩、菜々さん親子=大洗町磯浜町

 

タックルは、2メートル前後の投げ釣り用のさおと3号のナイロン糸を100メートル巻いたリールで合わせた。ちょい投げ用やバスロッドでも代用できる。

仕掛けはてんびんに蛍光オレンジのナス型3号に、赤ハゼバリ6号の1本針にした。根がかりの多いポイントもあるので予備は多めに。餌はアオイソメだ。

午前8時、まず参加者にさおの扱い方、餌の付け方、場所の選び方、釣り方など基本を説明。今の涸沼川のハゼは底付近や岸際周りでアタリが多く、その周辺を狙うのがよいとアドバイスして釣行開始だ。

餌はちゃんと付いているか、糸が絡んだときの解消法など、参加者の間を回りながらレクチャーしていった。そうこうしている間にもアタリが出る。ハゼ釣りは潮が動いている時間帯に狙うのが重要だが、天候も大事。曇り空から晴れ間が広がり、釣り日和となって活性も高まっているようだ。

しばらくして茨城県水戸市の大内智浩さん(51)と菜々さん(10)親子にアタリ。32センチ、0・5キロのカイズ(クロダイの子ども)を釣り上げた。

天気も良く親子でハゼ釣りを楽しんだ=大洗町磯浜町

 

ハゼは餌を底に付けて、さお先で軽く上下に誘うとすぐにプルッとアタリがくる。この時さおを上げると、釣れる確率は半分。初めのプルッ、は餌を食って逃げる時。餌を吸い込む次のプルッ、を捉えると確率が高まる。

軽く上下していた穂先に、わずかでも重みがかかった時、穂先を軽く上げてみよう。きっと釣果が伸びるはず。すぐ餌を取られてしまうときは餌が着底したタイミングで三つ数え、アワセて上げるのも効果的だ。

来年も同時期に教室を開きます。奮ってご参加を。(金丸釣具店店長・石田直也)