ナマズで町おこし 埼玉で初サミット 板倉など6市町
上毛新聞
2017年2月20日
ナマズを生かした町おこしを進める自治体と観光協会による初の「全国なまずサミット」が18日、埼玉県吉川市の市民交流センターで開かれた。川魚料理を名物とする板倉町など6市町が参加し、魅力や今後の展望を議論した。
栗原実町長は観光名所の雷電神社(同町板倉)に祭ってあるナマズの銅像を取り上げ、「なでると地震をよけ、自信が付くという言い伝えがある」と紹介した。ナマズのハンバーガーを売り出す茨城県行方市、「なまずまつり」を開催する岐阜県羽島市、嬉野温泉観光協会(佐賀県嬉野市)も参加し、それぞれナマズとの関わりや歴史に触れ、ナマズ料理の認知度向上の必要性などを議論した。
吉川市の中原恵人市長は「食、文化、信仰など、さまざまな視点でナマズを捉えることで、町おこしをより全国に広げていきたい」とあいさつした。
【写真】「全国なまずサミット」で意見交換するシンポジウムの参加者
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