古民家、宿泊施設に改装 茨城・結城 柱や梁、土間生かす

茨城新聞
2023年11月26日

築90年以上の古民家を改装した宿泊施設「(TEN)」が、茨城県結城市結城にオープンした。木造の柱や梁(はり)を生かした空間で、土間を活用したキッチンや和室などでゆったりと過ごせる。一棟貸しで観光や合宿の宿泊客を取り込み、北部市街地の活性化につなげる。

一般社団法人MUSUBITO(むすびと)が開業した。同法人によると、施設名には、市内のさまざまな場所につながる拠点となるよう期待を込めたという。

2階建てで延べ床面積123平方メートル。1階はキッチンやダイニング、市を紹介する本をそろえたギャラリー、板の間、シャワー室などで構成し、2階は寝室の和室となる。板塀で囲まれた庭もある。宿泊人数は最大10人、駐車台数は最大4台。IHこんろなどの調理器具が自由に使える。

11月初旬にオープニングパーティーがあり、約40人が出席した。あいさつした小林栄市長は「北部市街地の活性化にとって、大きな転換点になる」と期待を込めた。同法人の野口純一代表理事(44)は「結城のファンづくりにつなげたい」と意気込みを語った。