2年後にまた会おう　中之条ビエンナーレ閉幕　アーティストが地元に感謝　群馬・中之条町

群馬県中之条町を舞台に実施された芸術祭「中之条ビエンナーレ2023」（町など主催）のクロージングイベントが9日、同町のふるさと交流センター「つむじ」で開かれた。参加アーティストのトークやパフォーマンスがあり、31日間の祭典を盛大に締めくくった。

「獅子も時計回りに踊る」と題したイベントで、アーティストや地元住民らが参加。地元の折田獅子舞保存会や、ビエンナーレのパフォーマンスチームが盛り上げた。

参加アーティストの一人で、実行委員長を務めた人見将さんは「コロナが明け、子ども連れの人もいて皆がビエンナーレを待っててくれたんだと感じた。アーティストたちもすばらしい成果を見せてくれた」と振り返った。

トークではアーティストが滞在制作の思い出、来場者や地元への感謝を語り、最後に皆で記念撮影をして2年後の再会を誓った。

中之条ビエンナーレは隔年で開催され、9回目。今年は町内5エリア44カ所に会場が設けられ、125組のアーティストが参加した。