タレント井上咲楽さんが故郷・栃木県益子町の大使に　「後悔ない日々を」母校の後輩たちにもエール

栃木県益子町は町出身の人気タレント井上咲楽さん（24）を、町の魅力を国内外にＰＲする「益子大使」に委嘱し10日、町民会館ホールで委嘱状交付式を行った。町内の３中学校の全生徒約600人を対象にキャリア教育の一環と位置付けた井上さんのトークショーも行われた。

井上さんは2017年から「益子宣伝部長」として町のＰＲに一役買っている。今回５人目の「大使」に委嘱替えされた。ステージで広田茂十郎町長から笑顔で委嘱状を受け取った。

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フリーアナウンサー登坂淳一さんと対談したトークショーでは、充実していた田野中時代を経て、時に悩み、山を乗り越えて仕事に向き合った８年間の芸能生活を振り返り、「仕事があることがどれほど幸せかを忘れないようにしたい」などと語った。

生徒から「中学時代に好きだった給食は」と聞かれ「手巻きずし」などと答えた後、「後悔しない日々を過ごしてほしい」と後輩たちにエールを送った。

井上さんの後輩の田野中３年荒井優月さん、福田璃子さん＝いずれも（15）＝は、飾らない井上さんの人柄に親しみを感じた様子。「こういう先輩がいて誇らしい」などと笑顔で話した。

サッカーＪリーグの西谷和希、優希兄弟も大使に委嘱替えになった。

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