冬の塩原温泉街、ほっこり彩る「ひなめぐり」 イベント多彩に4月まで
下野新聞
2017年2月6日
【那須塩原】塩原温泉と玄関口の関谷地区で計57施設が参加する「塩原のんびり湯っくりひなめぐり」が開催されている。
冬の誘客強化へ塩原温泉観光協会(君島将介(きみしままさゆき)会長)が初めて企画。4月3日までの開催期間中、ひな人形やひな飾りが温泉街を彩り、十二単(ひとえ)の試着や和服で温泉街散策などのイベントも繰り広げられる。
各旅館では毎年ひな人形を飾るため、塩原温泉女将(おかみ)の会が今回のひな巡りを発案。観光協会全体の事業として取り組むことになった。女将の会の君島理恵(きみしまりえ)会長は「どれだけの誘客が見込めるかは分からないが、私たちのおもてなしを磨き上げる機会にしたい」と意欲を見せる。
期間中、天皇の間記念公園では旧華族三島家ゆかりの大正期のひな人形も初公開。3月4日には十二単の試着体験や和服でひな巡りなどのイベントも行う。
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