「とりせん松原店」が来年２月開業　群馬・館林市に４店目

スーパーを展開するとりせん（群馬県館林市下早川田町、前原宏之社長）が来年2月以降、同市松原に市内4店舗目となる「とりせん松原店」を開業する。市内を南北に走る県道佐野行田線の東側に初めて進出。木目調や吹き抜けの天井を取り入れるなど、店舗の空間づくりにこだわる。

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店舗は鉄筋コンクリート造一部2階建て、延べ床面積約3337平方メートル。敷地面積約1万587平方メートル。駐車場は従業員用などを含む計212台分を備える。本県で29店舗目、全国で62店舗目。パチンコ店「オータ館林店」の跡地に建設し、来年2月までの完成を目指す。

総菜やベーカリーコーナーを入り口付近に配置し、短時間で買い物をしたい来店客の利便性を高める。冷凍食品は既存店舗最大級の品目を取りそろえる。経営企画部の佐々木慎自さん（46）は「顧客のニーズに合わせてラインアップを広げる。地域の人に喜んでもらえるような店舗を目指したい」と話す。

店内は同社のイメージキャラクター「ハートりん」が広げる羽をイメージし、枝柱を放射状に延ばす。総菜や鮮魚コーナーの調理場はガラス張り。同様の店舗デザインは佐野西店（栃木県佐野市）に続き2店舗目で、開発部の高橋博部長（60）は「開放感のある売り場でゆったりと買い物してほしい」とする。

パートやアルバイトの従業員を約90人募集している。問い合わせは同社（☎0276-71-0815）へ。