「泣く子は育つ」成長を願って 栃木・鹿沼で伝統の「泣き相撲」にぎやかに

下野新聞
2023年9月25日

栃木県鹿沼市樅山町の生子神社で24日、子どもの健やかな成長を願う伝統行事「泣き相撲」が行われた。今年は人数制限を緩和し、昨年より250人ほど多い約900人の子どもたちが市内外から集まった。

「泣く子は育つ」のことわざにちなみ、国選択無形民俗文化財に指定された習俗。境内の土俵で同神社の氏子たちが生後6カ月前後から3歳の子どもを抱え上げ、泣き声を競う。

今年から出店も解禁し、神社周辺には多くの露店が軒を連ねた。

木漏れ日が差し込む境内には「よいしょ」のかけ声とともに、元気な泣き声が響き渡った。

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