シャインマスカットの直売所が今季オープン　栃木・那須のぶどう農園で収穫期に

栃木県那須町高久乙のブドウ園「那須のしらゆき横沢農園」で、種なしで皮ごと食べられる高級ブドウ「シャインマスカット」が収穫期を迎えている。16日に直売所の営業を開始する。

那須塩原市の会社経営平山恭二さん（65）が、シャインマスカット栽培の普及に取り組む「那須のしらゆきファーム」園主渡辺邦男さん（72）から指導を受け、2019年から栽培に挑戦。販売を開始して２年目の今年は約1200平方メートルのビニールハウス内で、昨年の倍に当たる約3800房が実ったという。

⇒栃木・那須烏山で“幻のフルーツ” ポポーの収穫期間近　ねっとり濃厚な甘み、直売も

今季の出来について、「猛暑の影響で１週間ほど収穫は早まったが、糖度17度以上と甘みは十分」と平山さん。那須町内の道の駅にも出荷する予定だといい、「もっと地域全体に栽培地を広げたい。興味がある人は気軽に見学に来てほしい」と呼びかけていた。午前９時～午後３時。

⇒“秋の味覚”といえば…栗の収穫作業がピーク　栃木・宇都宮の農園で、９月末からは直売も