栃木・大田原中心街で4年ぶり「与一まつり」 児童&与一役の真中満さんが勇ましく武者行列
下野新聞
2023年8月5日
弓の名手、那須与一をたたえる「第40回大田原与一まつり」が4日、4年ぶりに栃木県大田原市中心街で始まった。目玉の一つ「武者行列」では、甲冑姿の小学生ら約130人が勇壮に街を練り歩き、「夏の陣」復活ののろしを上げた。
祭りは、ほら貝の音が響く中、相馬憲一市長が一番太鼓を打ち鳴らし開幕。「大いに楽しみましょう」と声を張り上げた。
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武者行列は、大田原中出身でプロ野球ヤクルト元監督の真中満さんが与一公に、大田原ふるさと大使のK-1選手蓮実光さんが那須十郎に扮して登場。少年少女武者を引き連れ、会場の栄町・荒町・上町商店街通りを約1キロ、堂々と行進した。
参加した同市羽田小6年大野翔誠君(11)は「甲冑はすごく重かった。たくさんの人に見られて少し恥ずかしかったけど、楽しかった」と笑顔だった。
夜の部では、大田原与一音頭に合わせた恒例の流し踊り「与一踊り」に加え、合併前の旧3市町村(大田原市、黒羽町、湯津上村)で親しまれてきた三つの盆踊りも披露された。