「おおた夏まつり」が４年ぶりに復活　みこしや阿波おどり　　

群馬太田市に夏の到来を告げる「おおた夏まつり」が16日、4年ぶりに開かれた。同市の東武太田駅を挟んだ南北2会場には市内外から大勢が足を運び、久しぶりに復活した夏の風物詩を楽しんだ＝写真。

祭りではみこしを運行したほか、阿波おどりや消防音楽隊によるパレードなども実施。飲食物の屋台も軒を連ねた。みこしを担いだ竹内勝彦さん（32）＝千葉県市川市＝は「久々に帰省して知り合いにも会えた。国籍も関係なく、全員で盛り上がることができた」と笑顔だった。

北会場の祭りを主催した太田夏まつり実行委員会の笠原亨（すすむ）委員長（75）＝同市八幡町＝は、「祭りは地域の元気印。今後も途切れることなく続けていきたい」と話した。

前回開催は新型コロナ拡大前の2019年。これまで2日間の日程だったが、感染症が完全には収束していないことを考慮し、1日限りの開催となった。