青空に カラフル 1151匹 栃木 恒例「うずまの鯉のぼり」

下野新聞
2023年3月16日

【栃木】蔵の街の春の風物詩「うずまの鯉(こい)のぼり」が15日、市中心部を流れる巴波(うずま)川で始まった。5月14日まで。

遊覧船を運航するNPO法人蔵の街遊覧船が毎年開催している。幸来橋付近の約600メートル区間に、「いいこい」にちなんだ1151匹のこいのぼりを設置。青空の下で風になびき、訪れる人を楽しませている。

昨年は新型コロナウイルス禍による資金不足で存続が危ぶまれたが、県内外から100万円を超える支援金が寄せられ、開催にこぎ着けた。

中村明雄(なかむらあきお)船頭マネジャー(65)は「コロナ禍で減少した観光客も戻りつつある。ゴールデンウイークまで続くので、ぜひ見に来てほしい」と話している。