黄金のサナギ、ツリーで輝く 真岡
下野新聞
2016年12月1日
生きたチョウのサナギをクリスマスツリーに飾り付けた年末恒例の企画展「神秘的に輝く黄金のサナギツリー」が30日、真岡市下籠谷(しもこもりや)の井頭公園花ちょう遊館で始まった。28日まで。
今年購入した高さ約2メートルのもみの木に飾り付けられたのは、金色に輝く「オオゴマダラ」、エメラルドグリーンの「リュウキュウアサギマダラ」、銀メッキのような「ツマムラサキマダラ」のサナギ計約240個。
体長約2~3センチで、期間中は羽化するたびに飼育員がサナギを補充していく。室内は20~25度に保たれたており、羽化したチョウが輝くツリーの周辺を飛び回る光景は幻想的だ。
日光市倉ケ崎、主婦鋤柄敏子(すがらとしこ)さん(69)は「豆電球と見間違うほど光っていて本当に驚いた。生きているサナギとは思えない」と興奮気味に話した。
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