おでん処よねや本店の「Y・BOX」がグランプリ　群馬・館林市の持ち帰り料理第3回総選挙

群馬県館林市内の飲食店などがコロナ下で定着したテイクアウト商品の味とアイデアを競う「第3回家でも店でも楽しめるグルメ総選挙」の表彰式が15日、同市の館林商工会議所で開かれた。唐揚げや枝豆、スプラウトにんにくの天ぷらなど総菜5品を詰め合わせた「Y・BOX」（おでん処よねや本店）がグランプリに輝いた。

同会議所「グルメ総選挙」実行委員会主催。レストランや居酒屋、和洋菓子店など41店舗が各店メニュー1品をエントリーした。客は2店の利用で1票投票でき、約2カ月の期間中に1150票の有効投票があった。

表彰式で、正田隆会頭は「外食の機会が少なくなる中、お客さまを喜ばそうという努力に感謝したい」とあいさつ。正田会頭から表彰状とトロフィーを手渡された同店の加々美真弓オーナーは「お客さまに家庭でも酒場の雰囲気を味わってほしいと思って考えたメニュー。初のグランプリでうれしい」と喜んだ。

グランプリ以外の入賞メニューは次の通り（かっこ内は店名）。
【準グランプリ】自家製ローストビーフ丼（発酵レストランジョイハウス別館）絶品オムカツハヤシ（城町食堂）天ざるうどん（館林うどん うどん本丸）赤い疑惑・旨辛塩味（ラーメン厨房ぽれぽれ）
【審査員特別奨励賞】のむわらび餅（松原の片桐）窯焼パイセット（きむらや）磯唐弁当（香月アゼリアモール店）