石岡産、福来みかん使用 飲むヨーグルト発売 小美玉の食品公社
小美玉市山野の「空のえき そ・ら・ら」内にある小美玉ふるさと食品公社(額賀茂樹社長)は、石岡市八郷地区産の福来(ふくれ)みかんを使った「のむヨーグルト 福来みかん」を、13日から季節限定で販売する。
商品は、国の農林水産物地域ブランド力向上支援事業を活用し、地元の牛乳を使って開発。同公社としては、今夏発売した「コンフィチュール&ヨーグルト 福来みかん」に続く第2弾となる。
福来みかんは直径2~3センチと小さく、普通のミカンより酸味があり、皮の香りが強いのが特徴。今回は皮と果汁の両方を使い、酸味を最大限に生かすため、小美玉産のみの生乳から作った甘めのヨーグルトで味の度合いを調整した。
製造に携わった同公社の木村智信工場長(40)は「幅広い年代層に親しまれるよう、最初に甘みが来て、次にやわらかい酸味が来る、優しい飲み口に仕上げた」と語った。
「のむヨーグルト 福来みかん」は180ミリリットル入り、200円(税別)。13日に「空のえき そ・ら・ら」で開かれる「牛乳まつり」で500本を乾杯用と無料試飲に出した後、同公社直売所で先行発売。16日からは茨城空港スカイアリーナ、JA新ひたち野産地直売所みのり、大地のめぐみ(石岡市)などで1月末まで販売予定。問い合わせは同公社(電)0299(56)6991。
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