伝統衣装でみこし渡御 稲敷・大杉神社 例大祭にぎわう

茨城新聞
2016年10月24日

「あんばさま」の呼び名で知られる稲敷市阿波の大杉神社(市川久仁守宮司)で22~23の両日、「大杉祭」の渡御祭が開かれ、大勢の参拝客でにぎわった。

大杉祭は、同神社の例大祭を代表する神事の一つで、毎年秋の恒例行事。伝統ある衣装をまとった氏子らによるみこし渡御やあんばばやし奉納、みこ舞奉納などの神事のほか、健やかな成長を祈願する稚児社参行列が行われた。

境内では、江戸崎囃子(ばやし)連による「悪魔ばらえ囃子」などが披露され、訪れた人たちを楽しませた。

長男(7)が稚児社参行列に参加した千葉市の高嶋輝生さんは「子どもたちは普段着られない衣装を楽しんでいたようだ」と話した。大杉祭を締めくくる本殿祭は27日、同神社で行われる。

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