製糸場映画 撮影スタート 水島さんら安全祈願
上毛新聞
2016年10月6日
ㅤ富岡製糸場の価値を伝える映画「紅(あか)い襷(たすき) La Chronique de TOMIOKA~富岡製糸場物語~」の撮影が4日、富岡市の富岡製糸場で始まり、出演者やスタッフが安全祈願をした。
ㅤ貫前神社(同市一ノ宮)の神職による祝詞奏上の後、玉串をささげた横田英役の水島優さんは、「明治から残る場内の建物に感動した。富岡の歴史、英の成長をしっかり伝える」と意気込んでいた。富岡製糸場映画制作委員会委員長の小林正次副市長は「映画は世界に価値を発信できる貴重なツール。市民の期待も大きい」と期待を込めた。
ㅤ今後は市内や東京都内、フランスなどで撮影する。来年2月に完成し、同6月に製糸場で完成披露試写会を開く予定。場内での撮影は5、7の両日は開場前の午前8時から、8日は閉場後の午後5時からそれぞれ約1時間行われ、一般公開される。