両陛下 草津へようこそ 音楽アカデミーの演奏鑑賞

上毛新聞
2016年8月29日

ㅤ天皇、皇后両陛下は27日、静養先の長野県軽井沢町から草津町に入り、草津音楽の森国際コンサートホールで「第37回草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティバル」のコンサートを鑑賞された。両陛下のアカデミー訪問は昨年に続き8回目。沿道には多くの県民が詰め掛け、両陛下の来県を歓迎した。

ㅤ皇后さまは同日午後、草津音楽の森セミナーハウスⅡでワークショップに参加し、元ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席チェロ奏者のヴォルフガング・ベッチャーさん、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務めたバイオリン奏者のウェルナー・ヒンクさんと、ピアノで協演した。弾き終えると、互いに笑顔で言葉を交わしていた。
ㅤその後、両陛下は大沢正明知事らの出迎えを受けて同ホールを訪れ、今年のテーマ「イタリアから、イタリアへ」に沿った室内楽演奏を楽しまれた。
ㅤ大沢知事は報道陣に「(両陛下は)リラックスされて演奏に聴き入っていらした。音楽とともに草津の自然を満喫していただきたい」と話した。

 

【写真】コンサート会場に到着され、拍手で迎えられる天皇、皇后両陛下=27日午後、草津音楽の森国際コンサートホール(代表撮影)

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