地酒で県北PR オリジナルラベル、芸術祭記念し9月発売

茨城新聞
2016年8月25日

常陸発酵食品ネットワークは9月17日に開幕する県北芸術祭開催を記念し、オリジナルのラベルを貼った日本酒を発売する。24日、常陸太田市山下町の県常陸太田合同庁舎で商品発表会を開き、同ネットワーク事務局の山口景司さんは「芸術祭には県外や海外からたくさんの方が来る。この地酒シリーズを通して県北の食の魅力をPRしていければ」と意気込みを話した。

ラベルは海浜部と山間部を表す同芸術祭キーカラーの青と緑を使い、それぞれの味などをイメージしたデザインで、芸術祭ロゴマークをあしらった。

日本酒は椎名酒造店、宏和商工、森島酒造(以上日立市)岡部合名会社、剛烈富永酒造店(以上常陸太田市)根本酒造(常陸大宮市)珂北酒造、家久長本店(以上大子町)が販売している純米吟醸など8種類。

いずれも1本300ミリリットルで価格は税別400~630円。贈答用の箱に入った8本セットは同5千円。9月1日から各酒蔵のほか、県北地域の道の駅、酒販店、スーパーなどで販売する。

芸術祭開催期間中は関連イベントや旅館、ホテルなどで提供する予定。

同ネットワークは発酵食品の魅力を発信し地域を盛り上げようと、日本酒や納豆、しょうゆなどに携わる企業などが昨年秋に立ち上げた。

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