ビビる大木さんと精神科医・名越さん、世界遺産で歴史トーク 開山1250年で日光・輪王寺
下野新聞
2016年7月11日
【日光】山内の日光山輪王寺は9日、開山1250年を記念した歴史トークライブ「世界遺産で幕末のお話」を国重要文化財「常行堂」で開いた。タレントのビビる大木(おおき)さんらの話に約80人が聞き入った。
節目の年をきっかけとし、心の交流の「輪」をさらに広げることが目的。修行の場であり、仏事や参拝でしか使用しない常行堂を初めて開放して行った。この日はテレビ番組でも活躍する精神科医名越康文(なこしやすふみ)さんをゲストに迎えた。
2人は、戊辰戦争で日光に立てこもった旧幕府軍の大鳥圭介(おおとりけいすけ)らに対し、新政府軍の板垣退助(いたがきたいすけ)が説得して下山させたという逸話などを披露。大木さんは坂本龍馬(さかもとりょうま)の歴史について、「(テレビドラマなどで龍馬役を演じた俳優の)武田鉄矢(たけだてつや)さんが第一人者」と笑いを誘っていた。
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