前橋中心街でアジサイフェス 朔太郎の世界感じて アートや音楽、多彩な企画
上毛新聞
2016年6月5日
広瀬川や馬場川沿いのアジサイが開花する期間に合わせたイベント「まえばし紫陽花(あじさい)フェスティバル」が2日、前橋市の中心市街地と周辺地域で始まった。7月10日までアジサイをテーマにした作品展や音楽会、写真撮影会などが開かれる。
同市出身の詩人、萩原朔太郎は代表的な詩「こころ」でアジサイを詠った。イベントはアジサイの咲く街中を散策して朔太郎の世界観を感じてもらおうと、街中の若手有志でつくる実行委員会が初めて企画した。
第1弾としてアジサイをモチーフにした作品を展示する「紫陽花アート展」が2日、ギャラリーアートスープ(同市本町)で始まった。趣旨に賛同した7人の作家が出品し、イラストや花を加工したアクセサリーなどを紹介している。入場無料。火曜・水曜定休。7月4日まで。
期間中は「まえばし紫陽花音楽会」(6月11日、前橋まちなか音楽館)、「まえばし紫陽花美人撮影会」(19日)、「前橋まちなか紫陽花写真コンテスト」(展示会は7月8~10日、旧大竹酒造煉瓦( れんが )蔵)が開かれる。
詳細は同企画のフェイスブックページで紹介している。
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