ゴルフ場で「ナイス、シュート」 若年層獲得へ、フットゴルフ常設コース 小山のTBC太陽クラブ
下野新聞
2016年3月29日
【小山】若年層のゴルフ離れに伴う利用者の減少を防ごうと、神鳥谷(ひととのや)のゴルフ場「TBC太陽クラブ」は今月、サッカーとゴルフが融合したニュースポーツ「フットゴルフ」の常設コースの営業を開始した。フットゴルフの普及を図る一般社団法人日本フットゴルフ協会(東京都)は「協会把握の常設コースは国内4カ所目で、最長のコース設計」としており、4月24日には国内ツアーの第21回ジャパンオープンが開催される予定だ。
フットゴルフは、ゴルフコースでサッカーボールを蹴って9ホールか18ホールを回り、ホールに入れるまでの総打数の少なさを競うスポーツ。2000年代後半から欧米を中心に広がり、宇都宮市新里町のケントスゴルフクラブをはじめ兵庫、静岡の両県にもそれぞれ常設コースがある。
TBC太陽クラブはシニアの客が多く、若い人にもゴルフに興味を持ってもらおうとフットゴルフのコースとしての営業も始めた。ゴルフコースとの併用で、全長2783ヤード。アップダウンが少なく、平たんなコースが中心になる世界大会などを目指す選手の練習に適しているという。
地図を開く | 近くのニュース |