赤く 熟れてたわわに 佐野 特産桃 収穫期迎える
下野新聞
2022年7月10日
【佐野】市特産の桃が収穫期を迎え、生産農家は作業に追われている。
村上町の「いずみファーム」(猪股(いのまた)和泉(いずみ)代表)では、畑約40アールに15品種の桃を栽培。現在はわせ種「紅国見」の収穫がピークを迎えている。青空の広がった9日は、猪股さんが赤く色づいた実を一つ一つ手に取り、熟れ具合を確かめながら丁寧にもいでいった。
今年は6月中旬以降の暑さが好影響し、色つやが良く、糖度も十分という。猪股さんは「完熟を見極めて収穫している。その味を楽しんでもらいたい」と話した。
収穫作業は8月中旬まで続く。桃は、直売所が軒を連ねる「佐野フルーツライン」の店舗で販売している。