茨城県自然博物館1200万人達成 細山君に記念品 7月9日から昆虫展

茨城新聞
2022年6月22日

茨城県坂東市大崎の県自然博物館(横山一己館長)の総入館者数が18日、1200万人に達し、記念のセレモニーが同館で開かれた。節目の入館者となったのは小美玉市立小川北義務教育学校2年の細山唯人君(7)。来賓の木村敏文坂東市長らとくす玉を割って祝ったほか、細山君には記念品として、アンモナイトの化石などが贈られた。

細山君は、両親ら家族5人で4年ぶりに来館。恐竜が大好きで「ティラノサウルスが好き。今日が2回目の来館で、1200万人目と聞いてびっくりした」と笑顔を見せた。

同館は1994年11月13日にオープンし、2005年4月24日に500万人、17年5月28日に1千万人が入館。1200万人は開館から27年7カ月(8244日)で達成となった。

館内に展示してあるティラノサウルスやトリケラトプスなどの「動く恐竜」が17年にリニューアルされたこともあり、県内外から多くの親子連れが訪れている。7月9日からは、国内や海外のムシを紹介する「昆虫展」がスタートする。