めんたいパーク　地域活性化に期待　21日に正式オープン

めんたいこ製造大手のかねふく（福岡市、竹内昌也社長）が手がける「めんたいパーク群馬」（群馬県甘楽町金井）が21日、正式にオープンし、関係者が新たなテーマパークの開業を祝った。敷地面積は約1.2ヘクタール、2階建てで延べ床面積は約3000平方メートル。工場や直売店、フードコーナー、見学コースなどを備え、さまざまな角度からめんたいこを楽しめる。

同日は開業記念式典が開かれ、運営会社であるかねふくめんたいパーク（愛知県常滑市）の大石靖忠社長があいさつ。「めんたいこを皆さまに届け、家庭の食卓が少しでもにぎやかに、楽しくなるようなお手伝いができれば」と抱負を述べた。

茂原荘一町長は、町の産業振興や住民生活の安定・向上のため、県と企業誘致に取り組んできた経緯を説明。甘楽第一産業団地で第一号となった同社の進出を「喜びに堪えない」と歓迎した。来年3月に供用開始予定の上信越道甘楽パーキングエリアのスマートインターチェンジによって「アクセスがより良くなり、めんたいパークのさらなる発展に貢献できる」と述べた。

町内にある保育園などの年長児62人が、かねふくの公式テーマソングを元気よく合唱。テープカット後に来場者が入場した。

営業は午前9時～午後6時。問い合わせはめんたいパーク群馬（電話0274-67-7415）へ。