「赤い宝石」鈴なり 鹿沼 サクランボわせ種収穫

下野新聞
2021年5月26日

 鹿沼市上日向の農園「鹿沼ひざつきフルーツプラザ」で初夏の味覚、サクランボの収穫が始まった。ビニールハウス内では15品種、約500本を栽培しており、つやを帯びた鈴なりの実は赤い宝石のよう。「紅さやか」「香夏錦」などのわせ品種が色味を増し、食べ頃を迎えている。

 販売用サクランボの摘み取りは20日から始まり、25日も同農園の渡辺利夫(わたなべとしお)代表(75)らが作業に追われた。これから人気の高い「佐藤錦」や「紅秀峰」の収穫も始まるという。

 渡辺さんは「毎年楽しみにしてくれるお客さんの存在が励み。今年もいい出来に育ちました」と話す。サクランボ狩りは6月上旬から始まる。

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