高校生お薦めの本紹介

高校生ボランティアのお薦めの本を紹介する企画展が9月23日まで、前橋市の県立図書館で開かれている。県内15校の生徒15人が選んだ本を、手書きのポップと併せて展示している＝写真。

同館は高校生に社会参加の場を提供するため、1996年度から夏休みにボランティア体験を行っている。参加した生徒は図書の配架や整理のほか、好きな本を紹介する「ビブリオバトル」も体験。読書推進活動としてお薦めの本を選び、ポップ作成にも取り組んだ。

紹介している本は夏目漱石の「こころ」や中村文則の「土の中の子供」など15冊。ストーリーの紹介に加えてイラストを書いたり、立体的なデザインにしたりした個性的なポップが並んでいる。