笑みこぼれる旬の味覚 栃木 ぶどうまつりにぎわう
下野新聞
2019年9月2日
県内有数の観光ブドウ団地として知られ栃木市大平地域のブドウを堪能できる「おおひらぶどうまつり」(同実行委員会主催)が31日、同市大平町西山田のかかしの里で開かれた。家族連れなどが多数来場し、新鮮な巨峰など旬の味を楽しんだ。
地元生産農家が主体となって始まり、今年で13回目。巨峰やナシ、サツマイモなどの試食・直売や大平産ブドウ100%のワイン「月日星(つきひほし)」などの販売が行われた。
今年は巨峰1キロを160籠、300グラムを60パック用意していたが、午前10時の販売開始から約2時間で完売。直売所で販売していた小林一夫ぶどう園の小林宏明(こばやしひろあき)さん(45)は「快晴のおかげもあり、昨年に比べて売れるペースが倍以上だった」と話した。
家族で来場した群馬県太田市藪塚町、藪塚本町小4年新島一颯(にいじまいっさ)君(10)は「ブドウがとても甘くておいしかった」と笑顔を見せた。