綱火、観客を魅了 つくばみらい

茨城新聞
2019年8月25日

国指定重要無形民俗文化財「小張松下流綱火」が24日夜、つくばみらい市小張の小張愛宕神社で披露され、人形芝居と豪快に火花を散らす仕掛け花火が観客を魅了した。

松下流綱火は江戸時代初め、小張城主だった松下重綱が戦勝祝いや犠牲者供養のために始めたとされる。現在は同神社の祭礼で保存会が奉納している。境内に張り巡らした綱を使い、おはやしに合わせて人形が操られると、激しい火花が辺りを照らし、観客からは歓声が上がった。もう一つの綱火「高岡流綱火」は25日午後7時、同市高岡の高岡愛宕神社で披露される。

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