一面広がる益子の春 桜と菜の花、鮮やか競演
下野新聞
2019年4月8日
【益子】小宅の小宅古墳群で桜と菜の花が“競演”し、観光客を楽しませている。
竹の群生地だった同古墳群は、隣接する亀岡八幡宮(はちまんぐう)の氏子でつくる「亀岡八幡宮里山の会」が地元ににぎわいを創出しようと、5年前に整備した。
現在は約5ヘクタールの敷地に菜の花と約20種類の桜が植えられており、20日ごろまで楽しめるという。
6日は終日、県内外から多くの人が訪れ、写真撮影や花見を楽しんでいた。また、町内の住民でつくる「おはやし友和会」や地元フラダンスチームのパフォーマンスもあった。
さいたま市南区大谷口、会社員武井義道(たけいよしみち)さん(39)は「きれいで心が洗われるよう」と話し、長男の陽祐(ようすけ)君(8)と次男の駿祐(しゅんすけ)ちゃん(5)は「気持ちいい」と元気いっぱい走り回っていた。