「常陸の輝き」県新ブランド豚肉販売 東京・銀座
茨城新聞
2018年12月18日
茨城県は17日、東京・銀座の県アンテナショップ「IBARAKI sense(イバラキセンス)」で、8月に発表した新たな県産豚肉「常陸の輝き」の販売を始めた。18日からは同所で常陸の輝きを使ったメニューを期間限定で提供。同所で報道関係者対象の試食会が開かれ、県担当者は「多くの人に知ってもらえるようPRしていく」とし、来年から首都圏や県内での販売指定店の拡大を本格化させる。
常陸の輝きは、県開発の豚「ローズD-1」を交配して生産した三元豚。乳酸菌やビタミンEを添加するなどの基準を設けた飼料で育てられ、一般の豚より脂肪が多い。
物販エリアで「もも焼き」(980円)を販売するほか、レストランでは18~30日まで「常陸の輝きのカツレツ」(1580円)と、ボイルした肉と野菜をあえた「常陸の輝きプロシュート・コット 茨城フルーツとセルバチコのサラダ添え」(1500円、いずれも税込み)2品が提供される。
県畜産課の根本和彦課長は「高品質な肉を多くの人に食べてもらいたい」と強調。常陸の輝き推進協議会の倉持信之会長は「試行錯誤を重ねた自信作。『日本の豚に常陸の輝きあり』といわれるようにしたい」と意気込んだ。
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