日光・華厳の滝 GWは水量1.5倍でおもてなし
下野新聞
2018年4月25日
栃木県は24日、現在毎秒1トンの華厳の滝の落水量をゴールデンウイーク(GW)期間中の28日~5月6日の間、1・5トンに増やすと発表した。栃木デスティネーションキャンペーン(DC)に合わせ、迫力を増した滝で観光客らをもてなす。
県によると、今年は3月に雨が多かったほか、暖かい日も続いて雪解けが早かったことなどで、華厳の滝上流にある中禅寺湖の水位が平年と比べて高くなっている。今後の降雨も期待できるため、中禅寺湖からの流水を管理する中禅寺ダムの放水量を増やすことを決めた。
昨年のGW期間中の華厳の滝の落水量は、3月に雨が少なく雪解けが進まなかったことなどから、毎秒0・3トンだった。近年では2015年が毎秒1・8トン、16年は1トンだった。
県砂防水資源課の担当者は「ゴールデンウイーク期間中は、迫力ある滝をたくさんの人に楽しんでほしい」と話している。
[写真]2012年撮影
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