冬一番の冷え込み 榛名湖全面結氷 ワカサギ釣り解禁へ
上毛新聞
2018年1月27日
強い寒気と冬型の気圧配置の影響で、県内は25日、この冬一番の冷え込みとなった。最低気温は草津で1月としては17年ぶりに氷点下14度を記録。前橋も氷点下4・4度まで下がった。高崎市の榛名湖は全面結氷し、2011年以来7年ぶりの氷上ワカサギ釣りが解禁される。
榛名湖は6日ごろから結氷が始まり、連日の冷え込みや積雪で氷が厚みを増した。25日は榛名湖漁業協同組合の組合員らが氷厚検査を行い、解禁基準の15センチを超えたため解禁を決めた。
榛名湖は福島第1原発事故の影響でワカサギの持ち帰りが規制されたほか、12年からは暖冬の影響で結氷せず、氷上釣りの解禁が見送られてきた。組合長の野口正博さん(68)は「長く待ち望んでいただけに、喜びも大きい。多くの人に楽しんでほしい」と話した。解禁は30日午前6時半。
【写真】厳しい寒さの中、全面結氷した榛名湖=25日午後
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