錦の秋色 水戸で初霜も
茨城新聞
2017年11月11日
県内は10日朝、寒気と放射冷却の影響で冷え込み、水戸市で初霜が観測された。水戸地方気象台によると、平年より4日遅く、昨年より2日遅い。全16観測地点で今季最低気温となり、大子でマイナス0・5度、常陸大宮で同0・3度を観測した。
寒さが増す中、水戸市見川1丁目の偕楽園公園もみじ谷ではカエデが色づき始めた。緑や黄、赤い葉が重なり合い、木々の隙間から差し込んだ光を受けて、独特の光景をつくり出している。
同日朝、太陽の光が谷間を照らすと、鮮やかさを増したカエデの彩りが、散策していた人たちを錦の秋色で包み込んでいた。
日没後は午後9時までライトアップされる。27日まで。
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