とちおとめ 召し上がれ  大田原、今シーズン初出荷

下野新聞
2017年10月23日

 【大田原】2018年(17年10月~18年6月)産の県産イチゴ「とちおとめ」の出荷が20日、若草1丁目のJAなすの南部園芸センターで始まった。イチゴは21日から、東京の市場に並び始めている。

 JAなすの管内では生産者約70人が農地約20ヘクタールにとちおとめを作付け。18年は17年より25トン多い780トンの出荷を計画している。

 20日は親園、農業小沼(おぬま)ケイ子(こ)さん(67)がパック詰めしたとちおとめ約13キロを搬入。JAなすのの職員が粒の色や形などの状態を1パックずつ手に取って確認していった。

 同センターでイチゴの販売担当を務める渡辺奈穂子(わたなべなおこ)さん(30)は「クリスマスに向け、おいしいイチゴをたくさん出荷していきたい」と話していた。とちおとめの出荷のピークは12月上旬で、11月にはスカイベリーの出荷も始まるという。

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