地元舞台に2作品 来月きりゅう映画祭 桐生
桐生青年会議所などでつくるきりゅう映画祭運営推進会議(腰塚有吾代表)は8日、第7回きりゅう映画祭を10月7、8の両日、桐生市市民文化会館で開くと発表した。桐生、みどり両市を舞台に撮影した「きりゅうシネマ」2作品の上映、短編映画を公募して優秀作品を表彰する「きりゅうアワード」の二つを中心行事とする。
きりゅうシネマは両市を舞台にした映画の企画を募集し、選出された作品の撮影に対して奨励金を支給している。今回はマキタカズオミさん監督、武田杏香さん主演の「リクエスト・コンフュージョン」、松上元太さん監督、希代(きたい)彩さん主演の「JKエレジー」の2作品で、既に撮影は終わり、編集作業に入っている。8日午後1時半から上映する。
「リクエスト―」は漫画家を目指す女子高生と、心と体の性の不一致に悩む男子高生を描いている。
「JK―」は家庭が貧しくても力強く人生を歩む女子高生が、怪しいビデオに出演したことで騒動になるストーリー。
きりゅうアワードは過去最高の111本の応募があり、初めて韓国からも作品が届いた。2次審査が終わり、7作品に絞られている。
7日午後2時から7作品を上映し、映画監督ら審査委員が大賞を決める。観客の人気投票による「観客賞」も設ける。
入場料は各日800円。前売りは各日500円、2日間800円。問い合わせは同会議所(0277・46・3777)へ。
【写真】リクエスト・コンフュージョン
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