ヒマワリ満開 那珂で26日フェス 展望台や迷路楽しんで

茨城新聞
2017年8月26日

那珂市戸崎の那珂総合公園周辺の畑で、同市の花ヒマワリが見頃になっている。26日には同公園をメイン会場に、同市最大の夏祭り「2017なかひまわりフェスティバル」(実行委員会主催)が開かれる。

ヒマワリは周辺の農家が約4ヘクタールの畑に計約25万本を植え付けている。オイルを生産するためのヒマワリで、数年前からオレイン酸を多く含む「春りん蔵」という種類を栽培している。やや小ぶりながら、花を長く楽しめるという。

今年は、8月の天候不順の影響が心配されたが、一面に敷き詰めたように黄色に咲きそろった。ヒマワリ畑近くの空き地には臨時駐車場を開設。ヒマワリ畑を見渡せる仮設の展望台も設置され、連日市民らでにぎわっている。家族やカップルで訪れて、花を撮影する人や畑を背景に“自撮り”する人などさまざま。

ひまわりフェスティバルは、ヒマワリ畑を利用した「ひまわり迷路」が設営されるほか、約100のブースでグルメを楽しめ、午後7時からは2千発を打ち上げる花火大会も行われる。子ども向けのブース、ミニコンサートなど特設舞台も多彩な内容になっている。

同市商工観光課によると、同公園近くの「ひまわり迷路」は、今年は少し面積を広げ、やや難しくしたという。

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