「忠臣蔵」ゆかりの四十七義士石像テーマに企画展 22日まで、群馬・安中市の妙義山麓美術館
上毛新聞
2025年12月18日

年末の風物詩「忠臣蔵」ゆかりの群馬県安中市指定史跡「赤穂四十七義士石像」(同市東上秋間)をテーマにした企画展「恩義貫く 四十七士石像の世界」が22日まで、同市松井田町行田の妙義山麓美術館で開かれている=写真。
四十七義士の石像は、新幹線のJR安中榛名駅近くの山中にある。吉良上野介邸に討ち入った赤穂浪士の一人、 片岡源五右衛門に仕えた同市出身の元助が、片岡が切腹後に出家し、供養しようと建立したと伝わる。
石像の写真と四十七義士の肖像画を組み合わせた展示や元助の足跡、同駅から石像までの道順を写真で紹介。オリジナルキャラクター「妙義の子天狗」を展示に登場させるなどして、多世代に親しみやすい展示の工夫もしている。
郷土の偉人の業績を後世に伝えようと同館が初めて企画。市合併20周年記念行事として市と共催した。
午前10時半~午後4時。入館料は大人600円、小中高生300円。火、水曜休館。問い合わせは同館(☎027-393-5500)へ。
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