群馬発の映画「ブルーボーイ事件」 上映館は連日の大盛況

上毛新聞
2025年12月12日

群馬県前橋市を拠点に活動する映画監督、飯塚花笑さん(同市出身)の最新作「ブルーボーイ事件」が話題となっている。県内で上映中のシネマテークたかさき(高崎市)では週末の上映が満席となり、平日でも7割が埋まる盛況ぶり。大規模な宣伝活動は行われていないものの、地道な周知活動と観客の口コミで、「群馬発」の映画の人気が高まっている。

10日には同館で2度目となる飯塚監督の舞台あいさつも行われた。飯塚監督は「映画が終わった後の優しい余韻と感性のまま映画が世の中に広がってくれていると感じていて、うれしい反響をいただいている」とし、「少しでもこの映画が良いなと思ってくれたら、周りに広めてもらえたらうれしい」と呼びかけた。

16日正午からの上映後にも飯塚監督の舞台あいさつが行われる。