にっぽん丸の雄姿 寄港地と共に 茨城・水戸で写真展 4日まで

茨城新聞
2025年11月2日

15年以上にわたって客船にっぽん丸を撮り続けている写真家、中村風詩人(かざしと)さんの写真展「waterline-にっぽん丸の軌跡」が4日まで、茨城県水戸市泉町の京成百貨店8階で開かれている。

同展は来年5月に引退するクルーズ客船にっぽん丸とその寄港地の風景がテーマ。にっぽん丸が2010年に大規模改装されて以降、中村さんは16年間にわたり写真を撮り続けている。大洗港区での出港の様子など、写真約30点が展示されている。

中村さんは「こんなに美しい船が日本にあったことを写真を通して後世に残したい」と話す。。2日午前11時からと午後3時からの2回、中村さんのトークショーとクルーズの説明会が行われる。説明会への参加は先着順で予約が必要。問い合わせは日立ポートサービス、フリーダイヤル(0120)330525。